ルノー25は1983年に販売が開始されたフラッグシップモデルです。ボディはハッチバック形状、5人乗り、エクステリアは直線を基調としたシンプルなデザインで離れ目のような顔は当時のフランス車らしい顔つきで人懐っこさを感じます。インテリアは本革を使った豪華な内装の仕様もありフラッグシップの名にふさわしい空間を演出。内装で特徴的なのは2段作りで奥行きを感じるダッシュボード。このダッシュボードは今見ても強いインパクトがあります。日本への導入は1984年にV6エンジンに3速ATが組み合わされたモデル「25V6i」が導入販売されました。フェイズⅡは1989年から輸入されV6エンジンの「25V6i」と直列4気筒エンジン搭載の「25GTX」が導入販売されました。1990年からは「25バカラ」も販売。1992年に生産が終了し後継車へ移り変わりました。