1996年から2002年まで販売されていた、プジョー306カブリオレ。ピニンファリーナが手がけたそのデザインは、オープン時には幌が完全に収納され、スッキリとした美しいスタイリングになります。ピニンファリーナの技術が詰まった傑作と言っても過言ではないでしょう。エンジンは、日本では132馬力を発生させる2.0L 直4SOHCで、4ATのみの設定。フランス本国ではほかに1.6Lと1.8Lエンジンモデルも存在し、MTも選択可能でしたが、日本には輸入されませんでした。それでもデザインや実用性の高さから、長きにわたり人気を博しました。