1998年に登場したコンパクトハッチ・プジョー206をベースに4座カブリオレに仕立てたのが206CCです。同じフランスの車体メーカー、ユーリエ社によるプロデュースのもと設計され、2001年に販売を開始。電動ハードトップを搭載し、20秒でルーフを開閉することができます。一応4座ではあるのですが、ハードトップの収納用に独立したトランクが配置されているため、リアシートが著しく狭いのが難点。実際は2人乗りのロードスターという楽しみ方になるでしょう。エンジンは1.6L・直4に4速ATの組み合わせ。このクルマの楽しみ方に十分な性能を提供してくれます。2007年に後継の207が登場し、カブリオレの設定も引き継いでいます。