205は、プジョーを代表する一台と言っても過言ではない名車で、日本にプジョーブランドを広めるきっかけにもなったモデルです。1986年に販売を開始、グレードは1.4Lや1.6Lの直列4気筒SOHCエンジンを載せた「XS」、1.9Lで120馬力を誇る「GTI」、カブリオレの「CTI」が主に販売されていました。また、海外で1984年から販売された205ターボ16は、世界ラリー選手権用のモデルで、実際に競技に参加し、数々のタイトルを勝ち取った記録に残る車両です。当時では珍しいミッドシップの4WDを採用し、驚異の動力性能を誇っていました。