1991年から1997年まで製造されていたハッチバック型のシトロエン ZX。日本では1992年からクラブとシュペールが輸入され、その後2つとも排気量が上がり1995年にはブレークが輸入されました。長いホイールベースが特徴でコイル式でありながら、とても乗り心地が快適です。車の大きさは日本で運転するのにはちょうど良い上に、車内は見た目より広くシートも程よい弾力で足元も非常に広くゆったりと運転ができます。エンジンは1.1L、1.4L、1.6L、1.8L、1.9L、2.0Lと年式により変わってきており、シトロエン伝統であるFF方式で駆動しています。サスペンションは前輪がマクファーソンラットで後輪はトーションビームが使われています。内装はシンプルで中にはポケットが少ないという意見もありますが、そこはフランス人ならではと受け入れましょう。