1989年に発売開始されて日本では2001年まで発売されていた、ハッチバック型およびステーションワゴン型の当時ではシトロエンの最上級車だったXM。1990年では欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しておりヨーロッパで人気があった車種だったことが伺えます。日本で輸入されていたのはトランスミッションが全てZF4速のATでしたが効率があまり良くなかった上に故障が多かったので、5速MTの取り寄せ換装が行われた車両もあると言われています。1991年からはハンドル位置が左右好きな方を選べるようになり、1992年からはXMブレーク、1993年からは右ハンドルのXM-Sがさらに輸入され、1994年はXMスクルーシブ、1995年からはXMブレークと年代により様々な車種が輸入されています。