1993年から2001年まで販売されていた中型の乗用車でBXの後継車として発表されたのが、シトロエン エグザンティアになります。日本では2.0LエンジンであるSXというハイドロニューマチックシステムが搭載されているクラスと、XMで使われていたハイドラクティブを進化させたハイドラクラクティブⅡを搭載したV-SXというの二種類が流通されていました。1998年は大きくマイナーチェンジされ、フロントマスクのデザインが変更され、ガソリン車は全部16バルブになり、全長が大きくなり、ATのメーカーが変更になり、3.0LのV型6気筒エンジンモデルが追加されるなど様々な変更が加えられました。燃費は大体約7~15km/Lでこの時代の車にしては良い方かと思われます。ちなみにエグザンティアの後継車はC5です。デザインはイタリアのカロッツェリアのベルトーネのデザインであり現在から見ても古臭さは感じられず、大きな特徴としてはシルエットに利便性を見出した伝統的なハッチバック機構がインテリアはシンプルでシートは柔らかく、5人乗りでゆったりと座ることができます。背は低いですが、意外にトランクには物がたくさん詰め込めます。